本プログラムは、京都府京都・乙訓医療圏の中心的な急性期病院である京都第一赤十字病院を基幹施設として、京都・乙訓医療圏、近隣医療圏、および非シーリング地域にある連携施設・特別連携施設とで内科専門研修を経て京都府下および全国の医療事情を理解し、地域の実情に合わせた実践的な医療も行えるように訓練され、基本的臨床能力獲得後は必要に応じた可逆性のある内科専門医として京都府および非シーリング地域を支える内科専門医の育成を行います。
当院の内科専門研修プログラムの概念図を図1に示します。原則、将来専門とするサブスペシャリティ診療科に所属いただきます。当院はすべての内科系診療科を有しており、特定の疾患群経験を連携施設に依頼しなければならない状況にはありません。卒後4年目(専攻医2年目)には連携施設での研修となります。経験の少ない若手医師にとって、複数の勤務先を経験することは医療技術の向上のみならず、社会的視野も広がり、その後の医師人生に必ずプラスとなると考えます。
当院の専門研修3年間のプログラム詳細を図2に示します。研期期間は基幹施設2年間+連携施設・特別連携施設1年間(連携プログラムでは基幹施設1.5年間+連携施設1.5年間)の3年間になります。
連携施設,特別連携施設研修を1年間行います。原則として,6ヶ月間を非シーリング地域の連携施設,残りの6ヶ月間は自由に連携研修施設を選択できることとします。ただし,自由選択期間は12ヶ月までの延長を認めます。
連携施設,特別連携施設研修を1年間行います。原則として,12ヶ月間を非シーリング地域の連携施設で研修します。この期間は非シーリング地域内であれば複数の医療機関で分割して行うことも可能です。
連携施設研修を1年半行います。原則として,18ヶ月間を京都府外の非シーリング地域の連携施設で行います。
特別地域連携プログラム対象施設※での研修を1年間行います。
※特別地域連携プログラム対象施設とは、足下充足率0.8以下の都道府県にあり、当該都道府県が候補とした施設。当院の連携施設では、下記3施設が対象施設。
八戸赤十字病院(青森県)、長岡赤十字病院(新潟県)、深谷赤十字病院(埼玉県)
当院は許可病床600余床で、地域医療支援病院、地域がん診療連携拠点病院、京都府基幹災害拠点病院、救命救急センターなどの各種承認・指定を受けており、大学病院に匹敵する機能を有すると認定された急性期総合病院です。また、心臓センター、脳神経疾患センター、腎センター、消化器センター、免疫・膠原病センター、総合周産期母子医療センターなどを擁しており、専攻医の皆さんは経験豊富で高い専門性を持つ指導医から充実した指導を受けることができます。
研修指定病院として年間13名の初期研修医を受いれており、初期研修修了者の多くが、当院にて専門研修を希望してくれています。専攻医から多くの診療科が「経験可能な症例や疾患群が豊富で、忙しいけれど勉強になる病院である」と評価されている結果だと考えています。
我々指導医としても「将来の日本の医療を担う医師の皆さんに選択して貰える臨床・教育体制」を提供できるよう努力してまいります。当院の内科専門研修プログラムに興味がありましたら、是非病院見学にお越しください。
初期研修医から在籍し、後期研修プログラムも当院のプログラムを選択しました。当院のような大規模急性期病院の魅力は、救急症例を含む圧倒的に豊富な症例数、ほぼ全診療科の専門家が在籍されている状況で内科専門研修が可能である点です。内科専攻医であったとしても外科的な知識が必要な場合もあり、当院の診療科の豊富さは非常に有難い環境でした。関連施設も非常に多く、自分に合った関連施設を選択する事が可能であり、宮崎県の日本有数のカテーテル病院で研修を行うことが出来ました。また当院の特徴としては内科専門研修の必須項目であるJ-OSLERに関しても非常に手厚いサポートがあります。これまでの当院プログラムに在籍した内科専攻医全員がJ-OSLERを3年間で終了しています。そのような安心感がある中で内科専攻医としての一歩を踏み出すことが可能であり、日赤特有の複雑な症例を経験することで確実に成長できる環境だと思います。当院に興味をお持ちになった先生方は是非一度当院の見学にお越しください。
循環器内科 浅野祐矢
当院の内科専門研修プログラムは自分の主科での研修と並行しつつ、主科以外の内科を一定期間ローテートする仕組みになっています。各科の指導医と相談しつつ研修を進めることで、高い自由度を残したまま必要な症例及び経験を積むことが出来ました。週1回救急業務に参加したり、地域医療に従事しprimary careから救急疾患まで幅広く経験する機会に恵まれました。定期的に専攻医連絡会という情報共有の場が設けられており、J-OSLERの進捗状況や不足する症例を確認することができます。特に、忘れがちな学会や研修会への参加について適宜リマインドがある点はありがたいです。この様に当院では所属科の上級医だけでなく、他科や救急の先生方、コメディカルスタッフの方々など病院全体の協力体制のもとで内科専門研修を進めることが出来ます。当院のプログラムに興味をお持ちになった先生方は是非とも一度当院の見学にお越しください。
呼吸器内科 山本航平
京都府外の大学出身、他の臨床研修病院出身者ですが、採用で不利になりませんか?
定員内での採用において、出身大学・臨床研修施設によって不利になる事はありません。初期研修医・専攻医のなかにも、府外大学出身者、他施設初期研修修了者が含まれ、初期・専門研修修了後も各科で活躍しています。
「シーリング」とは何ですか?
専門医制度におけるシーリングは、医師の地域偏在や診療科偏在を是正するために設けられた制度のことで、医師多数都道府県の研修プログラムの募集定員に上限が設定されています。
さらに、京都府の内科では、同じプログラム内にも募集定員の割合により、複数のプログラムが混在し、それぞれに定員上限があります。
1.通常プログラム:基幹施設、連携施設それぞれの施設で12ヶ月以上の研修が必要。
2.連携プログラム:プログラム3年間のうち18ヶ月以上を京都府外の非シーリング地域の連携施設で研修が必要。ただし、1.の専攻医の地域貢献率20%以上を達成することが条件で与えられる採用枠である。
連携プログラムとは何ですか?
連携施設研修を1年半行います。原則として,18ヶ月間を京都府外の非シーリング地域の連携施設で行います。Q2の回答も併せてごらんください。
「特別地域連携プログラム対象施設」とは何ですか?
※特別地域連携プログラム対象施設とは、足下充足率0.8以下の都道府県にあり、当該都道府県が候補とした施設です。当院の連携施設では、下記3施設が対象施設となります。
八戸赤十字病院(青森県)、長岡赤十字病院(新潟県)、深谷赤十字病院(埼玉県)
内科専門医とSubspecialtyの連動研修(平行研修)も可能であると聞きましたが、具体的にはどのようになるのでしょうか?
当院では、内科専門研修1年目からSubspecialty診療科に所属し、約2か月間の初期トレーニングを行ったのち、1年目は複数診療科群によるローテート研修を行い、各種症例の経験を積みます。その後、連携施設での地域研修等を経て、基本的には専攻医3年目からSubspecialty研修を開始しますが、内科専門研修の達成度によっては、2年目からのSubspecialty研修開始も可能です。ただし、2年目終了時に不足している疾患群を認めた場合、3年目研修中に最優先で経験することとなります。Subspecialty研修としての認定要件は、各学会によって異なります。
専攻医の給与および福利厚生について教えて下さい。
待遇については募集要項をご確認ください。連携施設での研修中は、基本的に研修先での採用となり、連携施設が定める規定に準じます。
家庭の事情などのため、労働条件において考慮いただくことは可能ですか?
各種特別休暇・休業、短時間勤務等の制度を状況に応じてご利用いただけますが、就業規則や、専門研修プログラム修了要件の規定があるので、詳細はご相談ください。
保育施設はありますか?
当院敷地内にある夜間・病児の保育施設をご利用いただけます(要事前登録)。詳細はお問い合わせください。
どんな専門医が取得できますか?
認定施設の詳細は「当院のご紹介」ページの「学会認定施設」の一覧をご確認ください。
文献検索環境について教えてください。
院内図書室では、国内図書・雑誌、国外図書・雑誌、電子ジャーナル等を有し、職員は24時間利用可能です。自習スペースもあります。
文献データベース等は、医中誌Web、メディカルオンライン、DynaMed、The Cochrane Library、CHINAHL、MEDLINE Ultimate/with Full Text、Pub Med、今日の臨床サポートの利用が可能です。文献取り寄せも対応しています。
【冊子】2027京都第一赤十字病院内科専門研修プログラム (PDF:7 MB)
【パンフレット】2027京都第一赤十字病院内科専門研修プログラム (PDF:4 MB)
| 募集定員 | 通常プログラム 定員:9名(予定) 連携プログラム 定員:2名(予定) 特別地域連携プログラム 定員:2名(予定) ※シーリングのため、定員数は年度により流動的です。 |
|---|---|
| 説明会 | 令和8年6月8日(月)17:30~18:30 |
| 試験日 | 10月末~11月上旬(日本専門医機構の専攻医登録開始時期による。) |
| 選考方法 | 個別面接 ※ 専門研修プログラムシステム上で採用登録を行う |
| 採用予定日 | 令和9年4月1日 |
| 応募資格 | 医師法第16条の2第1項の規定による臨床研修を修了した者、または、令和8年3月修了見込みの者 |
| 応募手順 | (1)応募書類
・履歴書(別紙様式・写真添付)
・専攻医申込書(別紙様式)
・医師免許証(写し)
・臨床研修修了見込証明書(既修了者は臨床研修修了登録証写し)
(2)提出先
〒605‐0981 京都市東山区本町15丁目749番地
京都第一赤十字病院 人事課 宛
(3)応募期間
日本専門医機構の専攻医登録・応募期間によるため、応募前に必ず人事課教育研修推進係までご連絡ください。
<履歴書・申込書>
|
| 研修方式・期間 | 京都第一赤十字病院を基幹病院とした連携施設群で、京都第一赤十字病院内科専門研修プログラムに則り、原則3年間の専門研修を行う。 当院プログラムでは、原則として、以下のサブスペシャリティ診療科に属する形となる。 リウマチ・膠原病内科、糖尿病・内分泌内科、血液内科、消化器内科、循環器内科、脳神経・脳卒中科、呼吸器内科、腎臓内科・腎不全科 |
| 問い合わせ先 | 京都第一赤十字病院 人事課 教育研修推進係 〒605-0981 京都市東山区本町15丁目749番地 TEL:075-561-1121(代表) E-Mail:education@kyoto1.jrc.or.jp |
| 勤務時間 | 8時30分~17時06分(休憩1時間) 日当直(月2~3回程度) |
|---|---|
| 休日等 | 土曜日、日曜日(週休二日制) 国民の祝日 年末年始(12月29日から1月3日まで) 創立記念日(5月1日、11月20日) |
| 有給休暇 | 年次有給休暇 10日間 特別有給休暇 結婚、忌服、夏季休暇 |
| 手当 | 月手当 専攻医1年次 304,000円 専攻医2年次 352,000円 専攻医3年次 367,500円 時間外勤務手当 特殊勤務手当 住居手当(本人名義の賃貸のみ。上限あり) 通勤手当(対象者のみ) 賞与:夏期及び年末に一時金の支給(年次と勤務期間による) |
| 社会保険 | 健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険適用 |
| その他 | 学会出張時に、1名あたり年間84,000円の範囲内で旅費を支給 |
随時受け入れ。当院ホームページ「採用情報」の病院見学をご確認いただき、専用フォームよりお申し込みください。
人事課 教育研修推進係
TEL :075-561-1121(代表)
E-Mail:education@kyoto1.jrc.or.jp
© 2025 Japanese Red Cross Kyoto Daiichi Hospital.