病気の治療には、毎日の食事管理がとても大切です。当院の栄養課では、患者さん一人ひとりの状態に合わせた適切な栄養管理を行い、医師や看護師などの多職種と連携しながら、より良い療養環境をサポートしています。
入院患者さんの栄養状態は、医師・看護師・管理栄養士等のスタッフが協働して管理しています。
栄養状態の改善が困難な症例はNST(栄養サポートチーム)※が介入します。NSTは、毎週月曜日〜金曜日にカンファレンス・回診を実施、患者さんに文書で栄養治療の説明を行います。
※ NST(栄養サポートチーム):専任の医師・看護師・管理栄養士・薬剤師などのスタッフで構成される栄養専門チーム。
摂食嚥下障害患者さんにつきましては、毎週木曜日に医師、言語聴覚士、看護師、管理栄養士等でカンファレンスを実施し、食形態を検討します。
専任の管理栄養士が緩和ケア回診に同行し、必要に応じた栄養面のサポートを行います。
管理栄養士が介入して、栄養面から褥瘡の改善に努めています。
患者さんの病状に合わせた資料を用いて、できるだけ実践しやすい内容でお話しさせていただきます。生活習慣病や手術前後、治療の副作用による食欲不振など、様々なケースの相談を受け付けています。予約、随時(月〜金曜日)
患者さんの病状に合わせた資料を用いて、できるだけ実践しやすい内容でお話しさせていただきます。生活習慣病や手術前後、治療の副作用による食欲不振など、様々なケースの相談を受け付けています。予約、随時(月〜金曜日)
| 午前10:30~11:30 | 午後1:30~2:30 | |
|---|---|---|
| 木 | 糖尿病を科学する(内科医師) | |
| 金 | ご存知ですか?お薬のこと (薬剤師) | |
| 土 | ||
| 日 | 誰でもできる食事療法~適量を知っていますか?~(管理栄養士) | お菓子やアルコール飲料をとってはダメ? ~外食・スーパー・コンビニの利用法~(管理栄養士) |
| 月 | 糖尿病ってどうなるの? ~健康で長生きするための合併症対策~ (内科医師) | |
| 火 | 糖尿病の合併症:眼(眼科医師) 歩くと血糖値が下がるって本当? どうして足のケアが必要なの?(看護師) | |
| 水 | 口腔衛生:歯に対する注意(歯科衛生士) 血糖値が低すぎる時、高すぎる時 (内科医師) |
常食、分娩食、高エネルギー食の方を対象に、毎週水・木・金曜日の夕食のメイン料理を2種類から選択していただいています。
出産された方へのお祝いといたしまして、入院中に1回「お祝い膳」をお出ししています。
メニューは、牛フィレステーキやシーフードサラダ等、毎回調理師が腕をふるいます。
行事食を毎回考案してお出ししています。(一例写真※食形態や治療上、別メニューとなる場合があります。)
私たちは毎日ごはんを食べます。そして食べたもので体を作ったりエネルギーに変えたりして生きています。つまり、「食べる」ことは生きるために不可欠なことです。しかし、だからといって好きなものばかり食べていては病気を招いたり、病気を悪化させてしまったりします。
このコーナーでは疾病別に、「食事と健康」をテーマにしたトピックスを順次掲載していきます。
皆様の毎日の食事について考えるうえで、役立てていただければ幸いです。
京都第一赤十字病院 栄養課
メタボリックシンドロームって何? (PDF:110 KB)
どれくらい運動したらいいの? (PDF:472 KB)
メタボリックシンドロームQ&A (PDF:206 KB)
糖尿病の食事療法ってどうすればいいの? (PDF:160 KB)
減塩の工夫について (PDF:411 KB)
筋肉を保つための食事について (PDF:902 KB)
骨折を予防する食事のコツ (PDF:694 KB)
今後下記のようなトピックスを考えております。お楽しみに・・・
【高血圧症】
【脂質異常症】
【潰瘍】
【胃切除後】
【慢性腎不全】
など
© 2025 Japanese Red Cross Kyoto Daiichi Hospital.