糖尿病センター

「患者さん一人ひとりに寄り添うチーム医療」を大切にし、糖尿病の診断から治療、合併症の予防までを包括的にサポートするため、当院では2025年4月に糖尿病センターを開設しました。

糖尿病は、血糖の異常だけでなく、心臓や腎臓、肝臓、目、歯など、さまざまな臓器に影響を及ぼす病気です。そのため、私たちは複数の診療科・専門職が連携し、全身を視野に入れたきめ細やかな医療を提供しています。

具体的には、循環器内科・腎臓内科・消化器内科と密接に連携し、糖尿病に伴って起こりやすい心血管疾患・腎症・消化器疾患などの合併症の早期発見・精査・加療を行っています。また、眼科・歯科口腔外科とも協力し、糖尿病網膜症や歯周病といった重要な合併症の予防にも力を入れています。これらの診療科の医師には糖尿病教室にも参画していただき、患者さんにとってわかりやすく、実践しやすい情報提供を行っています。

外来や病棟では、糖尿病看護認定看護師や特定看護師が中心となり、持続血糖測定(CGM)を含めた血糖自己測定、インスリン自己注射やインスリンポンプ治療をはじめ、食事・運動・生活習慣、足病変の早期発見やフットケア、腎症の進行予防に関する個別支援を行い、患者さんが安心して治療を継続できるよう寄り添います。

前述の看護師だけではなく、検査部とも連携することで、スムーズにCGMも導入できており、日常生活における血糖の変動を可視化することで、より精密な治療と生活指導を実現しています。さらに検査部では糖尿病の状態把握、合併症検査をタイムリーに実施できる体制を整えています。

薬剤部とも連携し、糖尿病教室ではお薬の使い方や副作用への対応、飲み合わせなどをわかりやすく丁寧に説明するとともに、患者さん一人ひとり個別にも自己注射を含むお薬について詳しく説明しています。

さらに、医事・事務スタッフも含めた多職種チームで定期的にミーティングを行い、情報を共有しながら、患者さんにとって最適な医療を提供できるよう努めています。

糖尿病治療は長く続くものですが、決して一人で悩む必要はありません。私たち糖尿病センターは、医療チーム全員で、患者さんの「これから」を全力で支えます。まずはお気軽にご相談ください。

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