耳、鼻、のど、頭頸部癌の専門医によるチーム医療で高度な手術を安心・安全に提供します。
耳科手術指導医認可施設並びに頭頸部癌専門医指定施設の両方を有する基幹施設であり、内視鏡下鼓室形成術、人工聴覚器埋め込み術や鏡視下咽喉頭腫瘍手術、光免疫療法(頭頸部アルミノックス治療)、ナビゲーションガイド下内視鏡下鼻副鼻腔手術などさまざまな先端医療を導入し、高度な手術加療を安全に遂行するよう日々精進しております。耳科、鼻科、喉頭、頭頸部領域の専門医が協力し合い、5名の常勤医および2名の非常勤医は常に情報共有の下、耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域のあらゆる疾患に対し正確な診断と適切な治療を行います。患者さんの病状について毎週カンファレンスを行った上で診療方針を決定し、適切な治療を安心・安全に提供するためチーム一丸となって取り組んでおります。
また通院回数を減らせるよう初診時にCTなどできる検査は行い、術式や手術の日程調整などもできるだけ即日に対応するようにしております。耳鼻咽喉科・頭頸部外科治療のトップランナーかつ患者さんのニーズに合った医療を提供できるよう努めてまいります。
難聴や耳漏など中耳炎の症状があれば聴力検査やCT検査を実施します。通院での保存的治療で改善が困難な時には手術治療を実施します。耳手術は痛みを感じないように全身麻酔で手術用顕微鏡や耳科内視鏡を使用し病変を拡大し、繊細で丁寧な操作を行っています。
令和6年12月にライカマイクロシステムズのARveo8™を導入し、医療用VRゴーグル(MyVeo™)を使用して術者や助手、看護師が三次元動画をリアルタイムで共有できるようになりました。これによりナビゲーション情報を術野(手術を行う範囲)に投影することが可能になり、より負担が少ない安全な手術が可能になります。
副鼻腔炎の治療については鼻科内視鏡を鼻孔より挿入し、術中ナビゲーションシステム(Medtronic社製)を活用して病変を正確に確認しながら除去することで、合併症のリスクを最小限に抑えた手術をしています。
また、頭頸部外科手術に欠かせないのが神経刺激装置です。耳鼻咽喉科・頭頸部外科の手術治療では数多くの神経を温存することが必要です。術中神経モニタリングシステム(Medtronic社製NIM VITALTM)を常に作動させて顔面神経や反回神経を確認し、神経損傷を予防しています。
令和7年(2025年1月より12月)の手術数は耳手術が163例、鼻手術が198例、咽頭喉頭手術が214例、頸部手術が145例(うち頭頸部悪性腫瘍手術64例)であり、耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域のすべての疾患の手術治療を実施しています。
| 鼓室形成術 | 70 |
|---|---|
| (内視鏡下鼓室形成術) | (41) |
| 乳突削開術 | 23 |
| アブミ骨手術 | 6 |
| 顔面神経減荷術 | 6 |
| 鼓膜換気チューブ留置術 | 46 |
| 先天性耳瘻管摘出術 | 10 |
| 内視鏡下鼻副鼻腔手術 | 90(側) |
| 鼻中隔矯正術 | 49 |
| 粘膜下下鼻甲介骨切除術 | 56(側) |
| 口蓋扁桃摘出術 | 172(側) |
| 喉頭微細手術 | 7 |
| 咽頭悪性腫瘍手術 | 17 |
| 喉頭悪性腫瘍手術 | 3 |
| 舌・口腔悪性腫瘍手術 | 13 |
| 耳下腺・顎下腺悪性腫瘍手術 | 3 |
| 甲状腺悪性腫瘍手術 | 17 |
| 頸部郭清手術 | 24 |
| 咽頭喉頭食道摘出術 | 1 |
| リンパ節摘出術 | 26 |
| 甲状腺腫瘍摘出術 | 14 |
| 耳下腺・顎下腺腫瘍摘出術 | 21 |
| 気管切開術 | 33 |
| 月曜 | 火曜 | 水曜 | 木曜 | 金曜 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1診 | 森 (午後:腫瘍外来) | 松下(初診) | 森(初診) | 休診 | 豊田(初診) |
| 2診 | 中西 | 担当医 | 中西 | 休診 | |
| 3診 | 松下 | 豊田 | 休診 | 松下 | |
| 4診 | 柴田(初診) | 柴田 | 休診 |
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一言で聴力改善手術といっても、内視鏡手術にて低侵襲短期入院で対応できるものから、人工内耳手術を含めた耳後部切開が必要な疾患まで様々です。多種にわたる聴力障害の病態に対し、的確な治療、手術を行えるよう研鑽を積んでまいりました。感覚器外科として、安全かつ可能な限りの機能改善を目指し、また患者さんに笑顔で治療を受けていただけるよう診療いたします。